庭園小噺
京都在住ガーデンデザイナー烏賀陽(うがや)百合が訪れた、京都~カナダ、イギリス、モロッコ、北欧、イタリア、フランス庭園や植物の話
2015年11月14日土曜日
2015年8月15日土曜日
五山の送り火と宝厳院の苔と岩
「京都庭園へのススメ」16回目は京都夏の風物詩・五山の送り火と、嵐山にある宝厳院の苔と岩が美しい庭園について書いてます。
宝厳院は秋の紅葉が有名なお寺で、今の季節は青モミジと苔が爽やかな景色を作っています。そこに据えられた青い巨石がまた美しい。
9月30日まで特別公開中。ぜひ涼を求めて訪れて欲しいお庭です。
2015年7月14日火曜日
両足院の半夏生と用と景
女性自身ウェブサイト「京都絶景庭園のススメ」、今回は「両足院の半夏生と用と景」。
6月になると両足院の庭には半夏生という美しい植物が繁り、見頃を迎えます。白い葉がとても涼しげで、見ているだけでスッとした気持ちになります。お庭の特別公開はもう終わってしまいましたが、予約すると座禅体験も出来ます。
ここは江戸時代、茶道藪内流の5代目宗匠、藪内竹心紹智が作庭した茶庭。茶庭の機能性と美しさを兼ね備えた見事な庭です。
そんなお話を書いています。
京都絶景庭園へのススメ
http://jisin.jp/smart/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/kyouto/124952015年6月22日月曜日
仙洞御所の緑の世界
京都御苑の中にある仙洞御所。ここは予約が必要な所だが、ぜひ見て欲しい庭の一つ。
庭の緑が深く、池に映る紅葉は息を呑むほど美しい。苔もフカフカでよく手入れされている。
見所は八ツ橋とその上にかかる藤棚。藤の花の咲く季節はとても見事で、こんな豪華な橋は世界中探してもなかなか無い。
もう一つ必見なのは洲浜の「一升石」。洲浜というのは小石を並べて浜に見立てる日本庭園によく見られる技法。しかしここの洲浜は、全ての小石の形と大きさが綺麗に揃っている。それもそのはず、同じサイズに揃えるために石1個と一升の米を交換したのだ。
江戸時代の王朝文化の庭は羨ましいくらい豪華だ。
この庭を見ると、王朝貴族でなくても見られる現代に感謝する。
女性自身「京都絶景庭園へのススメ」
2015年5月17日日曜日
大河内山荘の夢
京都のお庭の中でも、個人の趣味がよく表れているお庭を見るのはとても楽しい。寺院の庭とはまた違ったワクワク感や愛情が溢れています。
「京都絶景庭園へのススメ」今回は嵐山の大河内山荘庭園。
個人的に大好きなお庭で、ここに来るといつも清々しい気持ちになれます。
大河内傳次郎の暖かいお人柄や庭造りにかけた情熱が伝わる素敵なお庭。
紅葉も綺麗ですが、ぜひ新緑の美しい楓林と苔を!
女性自身 京都絶景庭園へのススメ
2015年4月29日水曜日
新緑の美しい庭 高桐院
新緑の美しい季節になりました。
今の季節の京都は天国です。
暑くもなく、底冷えもなく、湿気もない貴重な時期。
もみじの新緑がキラキラして、緑の色にこれだけバリエーションがあるのかと驚きます。
この時期、絶対お勧めの庭は大徳寺の塔頭、高桐院の「楓の庭」。
ゆっくりとした時間が過ごせます。
ここは参道も本当に美しいのでぜひ行ってみてください。
帰りにあぶり餅を食べるのをお忘れなく!
女性自身ウェブサイト「京都絶景庭園へのススメ」
'新緑の美しい庭、高桐院'
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/kyouto/119362015年4月2日木曜日
日本人と桜 /平安神宮の神苑
女性自身のウェブサイトに連載しています「京都絶景庭園へのススメ」、第8回目は「日本人と桜 /平安神宮の神苑」です。平安神宮の神苑は、この春のJR「そうだ京都へ行こう」のポスターになっている所。池に映る枝垂桜が見事です。見所をいくつかご紹介してます。
またカナダ人のお花見事情や、ソメイヨシノのエピソードなど、桜に関するお話から日本人が桜をこよなく愛している民族だという事も書いてます。
やっと桜!やっと春!やっと嬉しい季節になりました。お花見に行こうと思います。
女性自身 「京都絶景庭園へのススメ」、第8回「日本人と桜 /平安神宮の神苑」
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/kyouto/11767
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